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福岡のキャリア教育・キャリア教育・文部科学省ー2

幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の
学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申):平成28年12月21日

第2章 2030年の社会と子供たちの未来
(予測困難な時代に、一人一人が未来の創り手となる)

○ こうした現状分析を踏まえ、子供たちがその長所を伸ばしつつ課題を乗り越えていけ るようにすることが重要であるが、教育課程の在り方を検討するに当たっては、加えて、 子供たちが現在と未来に向けて、自らの人生をどのように拓 ひら いていくことが求められて いるのか、また、新しい時代を生きる子供たちに、学校教育は何を準備しなければなら ないのかという、これから子供たちが活躍することとなる将来についての見通しが必要 となる。

○ 新しい学習指導要領等は、過去のスケジュールを踏まえて実施されれば、例えば小学 校では、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年から、そ の10年後の2030年頃までの間、子供たちの学びを支える重要な役割を担うことに なる。学校教育の将来像を描くに当たって一つの目標となる、この2030年頃の社会 の在り方を見据えながら、その先も見通した姿を考えていくことが重要となる。

○ 前回改訂の答申で示されたように、21世紀の社会は知識基盤社会であり、新しい知 識・情報・技術が、社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増して いく。こうした社会認識は今後も継承されていくものであるが、近年顕著となってきて いるのは、知識・情報・技術をめぐる変化の早さが加速度的となり、情報化やグローバ ル化といった社会的変化が、人間の予測を超えて進展するようになってきていることで ある。

○ とりわけ最近では、第4次産業革命ともいわれる、進化した人工知能が様々な判断を 行ったり、身近な物の働きがインターネット経由で最適化されたりする時代の到来が、 社会や生活を大きく変えていくとの予測がなされている。“人工知能の急速な進化が、人 間の職業を奪うのではないか”“今学校で教えていることは時代が変化したら通用しなく なるのではないか”といった不安の声もあり、それを裏付けるような未来予測も多く発 表されている12。

○ また、情報技術の飛躍的な進化等を背景として、経済や文化など社会のあらゆる分野 でのつながりが国境や地域を越えて活性化し、多様な人々や地域同士のつながりはます ます緊密さを増してきている。こうしたグローバル化が進展する社会の中では、多様な 主体が速いスピードで相互に影響し合い、一つの出来事が広範囲かつ複雑に伝播 ぱ し、先 を見通すことがますます難しくなってきている。

○ このように、社会の変化は加速度を増し、複雑で予測困難となってきており、しかも そうした変化が、どのような職業や人生を選択するかにかかわらず、全ての子供たちの 生き方に影響するものとなっている。社会の変化にいかに対処していくかという受け身 の観点に立つのであれば、難しい時代になると考えられるかもしれない。

○ しかし、このような時代だからこそ、子供たちは、変化を前向きに受け止め13、私たち の社会や人生、生活を、人間ならではの感性を働かせてより豊かなものにしたり、現在では思いもつかない新しい未来の姿を構想し実現したりしていくことができる14。

○ 人工知能がいかに進化しようとも、それが行っているのは与えられた目的の中での処 理である。一方で人間は、感性を豊かに働かせながら、どのような未来を創っていくの か、どのように社会や人生をよりよいものにしていくのかという目的を自ら考え出すこ とができる。多様な文脈が複雑に入り交じった環境の中でも、場面や状況を理解して自 ら目的を設定し、その目的に応じて必要な情報を見いだし、情報を基に深く理解して自 分の考えをまとめたり、相手にふさわしい表現を工夫したり、答えのない課題に対して、 多様な他者と協働しながら目的に応じた納得解を見いだしたりすることができるという 強みを持っている。

○ このために必要な力を成長の中で育んでいるのが、人間の学習である。解き方があら かじめ定まった問題を効率的に解いたり、定められた手続を効率的にこなしたりするこ とにとどまらず、直面する様々な変化を柔軟に受け止め、感性を豊かに働かせながら、 どのような未来を創っていくのか、どのように社会や人生をよりよいものにしていくの かを考え、主体的に学び続けて自ら能力を引き出し、自分なりに試行錯誤したり、多様 な他者と協働したりして、新たな価値15を生み出していくために必要な力を身に付け、 子供たち一人一人が、予測できない変化に受け身で対処するのではなく、主体的に向き 合って関わり合い、その過程を通して、自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な 人生の創り手となっていけるようにすることが重要である。
(「生きる力」の育成と、学校教育及び教育課程への期待)

○ こうした力は、これまでの学校教育で育まれてきたものとは異なる全く新しい力とい うことではない。学校教育が長年その育成を目指してきた、変化の激しい社会を生きる ために必要な力である「生きる力」16や、その中でこれまでも重視されてきた知・徳・体 の育成ということの意義を、加速度的に変化する社会の文脈の中で改めて捉え直し、し っかりと発揮できるようにしていくことであると考えられる。時代の変化という「流行」 の中で未来を切り拓 ひら いていくための力の基盤は、学校教育における「不易」たるものの 中で育まれると言えよう。

○ 学校教育が目指す子供たちの姿と、社会が求める人材像の関係については、長年議論 が続けられてきた。社会や産業の構造が変化し、質的な豊かさが成長を支える成熟社会 に移行していく中で、特定の既存組織のこれまでの在り方を前提としてどのように生き るかだけではなく、様々な情報や出来事を受け止め、主体的に判断しながら、自分を社 会の中でどのように位置付け、社会をどう描くかを考え、他者と一緒に生き、課題を解 決していくための力の育成が社会的な要請となっている。

○ こうした力の育成は、学校教育が長年「生きる力」の育成として目標としてきたもの であり、学校教育がその強みを発揮し、一人一人の可能性を引き出して豊かな人生を実 現し、個々のキャリア形成を促し、社会の活力につなげていくことが、社会からも強く 求められているのである。

○ 今は正に、学校と社会とが認識を共有し、相互に連携することができる好機にあると 言える。教育界には、変化が激しく将来の予測が困難な時代にあってこそ、子供たちが 自信を持って自分の人生を切り拓 ひら き、よりよい社会を創り出していくことができるよ う、必要な力を確実に育んでいくことが期待されている。

○ そのためには、前章において指摘された課題を乗り越え、子供たちに未来を創り出す 力を育んでいくことができるよう、学校教育の改善、とりわけその中核となる教育課程 の改善を図っていかなければならない。

 

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