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【福岡/北九州/働き方キャリア相談】在留外国人1.6%減 労働力にひずみ 不足と余剰偏る

【福岡/北九州/働き方キャリア相談】在留外国人1.6%減 労働力にひずみ 不足と余剰偏る

出入国在留管理庁は9日、6月末時点の在留外国人数が288万5904人だったと発表した。過去最高だった2019年末から1.6%減った。現状の集計方法になった12年末から7年連続で増え続けていた。新型コロナウイルスの拡大に伴う入国制限が影響し減少に転じた。

在留外国人は駐在員や留学生ら中長期の日本滞在者を指す。3カ月以下の観光客や出張者ら短期滞在者は含まない。

在留資格別の内訳は永住者が前年末比1%増の80万872人で最も多かった。技能実習が2.1%減の40万2422人と続いた。留学は18.9%減り28万273人だった。

介護や外食など人手不足が深刻な14業種で外国人労働者の就労を認める「特定技能」は5950人だった。政府は19年4月の制度開始から5年間で34万人の受け入れをめざす。新型コロナの影響もあり伸びは19年末比4000人程度の増加にとどまった。

国籍別では中国が3.3%減の78万6830人で全体の27.3%を占め、トップを保った。2位の韓国は2.4%減り43万5459人だった。3位のベトナムは上位10カ国・地域で唯一増加し、2.1%増の42万415人となった。

在留外国人が減ったのは新型コロナに伴う入国拒否の影響が大きい。

入管庁の9日の発表によると、20年1~6月の外国人入国者数は再入国を含め409万291人で前年同期比75.1%減少した。政府は9日時点で159カ国・地域からの外国人の入国を原則拒否している。入国拒否の対象国を大幅に広げた4月以降は99%以上の減少率が続く。

外国人の労働市場にはひずみが生じている。農林漁業や建設業などの技能実習生や外国人労働者が来日できなくなり、人材確保に響いている。

断熱材施工の日本アクアは4月以降40人ほどの技能実習生が就労する予定だったものの入国できていない。3月末に帰国予定だった26人の実習生は帰国できず、日本で仕事を続けている。

群馬県昭和村でホウレンソウやコマツナを生産する中沢農園(同村)では4月以降に働く予定だった3人の中国人の技能実習生が来日できないままだ。収穫の人手が足りずに数百万円の損失が出て、作付け規模の縮小を余儀なくされた。

家事代行のベアーズ(東京・中央)は20年にフィリピンから69人を受け入れる予定だった。日本人採用の数を急きょ増やし、対応している。

宿泊や外食など休業を余儀なくされ、人員に余剰が出た業種もある。こうした状況を踏まえ入管庁は4月、職を失った技能実習生が異業種へ転職できる特例を設けた。

政府は10月1日以降、日本に3カ月以上滞在する外国人を対象に、全世界からの新規入国を認めた。足止めされていた技能実習生や留学生らの入国が可能になった。

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