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【福岡/北九州/働き方キャリア相談】早期離職を防ぐ「成長したい」を満たす5つの声がけ

【福岡/北九州/働き方キャリア相談】早期離職を防ぐ「成長したい」を満たす5つの声がけ

Question

やる気のある若手ほど不満をもって辞めてしまうといったことがここ数年続いています。そうした動きを何とか食い止めたいと思い、同じような規模の同業他社に負けないような待遇にしているのですが、他にどんな対策が有効でしょうか?

採用した新人がすぐに辞めてしまう。新人研修に費用と手間をかけたのに、やっと現場で使えるようになったところで辞めてしまう。どうしたら定着させることができるのだろうか。そのような悩みを口にする経営者が少なくありません。若者の早期離職は、採用する側にとって、今や深刻な問題となっています。 就活を必死に頑張って、ようやく就職できたのに、なぜそんなに簡単に辞めてしまうのでしょうか。

■自分の成長にこだわる時代

最近の若手がよく口にするのが、「成長したい」「自分が成長できる仕事をしたい」といった言葉です。 

かつての転職は、給与や勤務体制などの待遇に不満で、より良い待遇を求めるといった面が強かったと思いますが、最近の転職は、必ずしもそうした待遇面への不満によるものではなさそうです。 

転職を考えているという若者たちは、「こんな仕事をしたかったわけじゃない」「どうも今の仕事は思ってたのと違う」などといった不満を口にします。では、今の仕事のどういうところに不満を感じるのかと尋ねると、 「今の仕事は自分の成長につながるような仕事じゃないんです」 「こんな仕事ばかりしていたら成長できません。自分の成長が実感できるような仕事に就きたいんです」 などと言います。 

ここからわかるのは、今の若い人たちは、自分が成長しているといった実感を伴う仕事を強く求めているのだということです。これでは、いくら給与面や福利厚生面、あるいは勤務体制などの待遇を改善しても、早期離職を食い止めることはできないでしょう。辞めていく人たちの多くは、もっと別のところに不満をもっているのです。

■基本的欲求から成長欲求への転換

ここで考えなければならないのは、人々の欲求構造の変化です。 

経済的に貧しかった時代には、金銭報酬がモチベーションの鍵を握っていました。出世志向の強い時代なら、地位報酬がモチベーションの鍵を握っていたはずです。 しかし、経済的にそこまで貧しくなく、また出世志向もそれほど強くない今日、金銭報酬や地位報酬はモチベーション向上のための中心的要因とは言えません。 

このような時代になって、モチベーション向上のために重要度を増しているのが、成長欲求の充足です。経済的な豊かさを求める、いわゆる基本的欲求の充足が大切だった時代には給与面などの待遇改善でモチベーションを高めることができましたが、今やそれだけではモチベーションを高めることはできません。 

いくら待遇改善をしても離職が止まらないという嘆きの声をしばしば耳にしますが、それは若い世代の欲求の転換に対応できていないからと言えます。 

成長欲求の強い時代に大切なのは、何よりも成長欲求を満たすことです。ただし、それは経済面の待遇を適切に保証した上でのことになります。 

若者を搾取する会社などが、そうした若者の成長欲求に付け込み、やりがいを強調することで低い報酬で働かせたりして、ブラック企業などと呼ばれています。そのようなやり方は論外ですが、そうした搾取が横行するほどに、成長にこだわる若者が多いということは押さえておきましょう。

 

■成長欲求を充足させるような声がけ

モチベーション・マネジメントの観点から求められるのが、成長欲求を充足させるような声がけです。 

そこで考えるべきは、人はどんなときに自分の成長を実感することができるかということです。ここでは、代表的なケースを5つ示すことにします。 

このような点を念頭に置いて、成長欲求を充足させるような声がけを意識することが大切と言えます。

 

1. 前はうまくできなかった仕事がスムーズにできるようになったとき

たとえば、前よりミスが少なくなってきたとき。上司や先輩のサポートが必要だった仕事を一人でできるようになったときに自分の成長を実感できます。

2. できることが増えたり、わかることが増えたりしたとき

それは、まさにその仕事に習熟しつつあることの証拠であり、自分の成長の実感につながります。

 

3. 難しい課題をこなせるようになったとき

 

仕事に熟練した上司や先輩が手際よく仕事をこなしたり、難題を解決したりするのをみて、自分は未熟だと感じるのは、だれにもあることです。でも、やがて自分も手際よく仕事をこなしたり、難題を解決したりできるようになると、自分の成長を実感することができます。

 

4. 上司や先輩からほめられたとき

はじめのうちは注意されたり叱られたりするばかりだったのに、そのうち仕事に慣れてきて、仕事のやり方や成果をほめられたりすると、とても嬉しく誇らしい気持ちになると同時に、自分の成長を実感します。

 

5. 責任ある仕事を任されるようになったとき

任されるというのは、任せても大丈夫とみなされた、つまり一人前の戦力になりつつあると認めてもらえた証拠と言えます。それは大きな自信になり、自分の成長を実感させてくれます。

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