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【転職】 転職面接の成功者-1

【福岡/北九州/転職】 転職面接の成功者-1

面接では「自己アピールをしっかりしなければ」と気合いを入れて当日に臨む人が多いでしょう。ところが、これが結果として敗因になっているケースを、これまで嫌というほど、見てきました。

面接で失敗する人は共通して、相手が聞いていようがいまいがお構いなしに、怒濤(どとう)のごとく自分の話をします。もちろん面接はあなたの話をする場ではありますが、面接相手があなたの「何を」聞きたいと思っているのかを認識せず、一方的に話をするのがこのタイプの特徴です。

面接同席などで隣にいてヒヤヒヤするのは、面接官が明らかに(「もうその話はいいよ」)と思っている表情です。聞かされる側は冗長な話にイライラしているのが分かるのに、当の本人は緊張で舞い上がっているのか、それに気づくどころか、輪を掛けて切れ目なく話し続ける人も。このコミュニケーションだけで、既に負けは確定です。

優秀な人は、面接相手が求める質問に対して(のみ)回答します。相手がどう感じているかを、常に表情から探り、場合によっては「このお話でよろしかったでしょうか?」などと、しっかり確認を入れます。面接で自己プレゼンテーションを求められている場合であっても、相手とのキャッチボールを欠かしません。

特に社長を相手にマシンガントークは絶対に禁じ手。求められている情報や見解、意見を端的に伝えられれば、トップはその部分は高く評価します。

面接を受ける立場であっても、面接相手に「良い質問」ができるのが優れたリーダー人材です。

「私は~なのですが、Aさん(面接官)はどう思われますでしょうか?」「現職ではこうなのですが、御社ではどのように取り組んでいらっしゃいますか?」など、自分が答えながら、自然と相手にも質問を投げかけていく。一方通行のプレゼンではなく、会話・対話になるように持っていく。そこから相手の情報を得ることもでき、それを踏まえて次に自分が話すことの内容の取捨選択や軌道修正もできます。

本来、優秀なリーダーは無意識的に自然とこうしたコミュニケーションをしています。極論をいえば、立場が逆転するような聞き上手こそが、採用されるリーダーの条件でもあります。

面接で質問者が話すことに「全面的な相づち」ばかりを打ちまくる人がいます。「はい、おっしゃる通りだと思います」「ほんと、その通りですね!」といった具合です。

もちろん、相手の話を聞き、それに前向きな反応をすること、共感・合意することは大切なことです。ただし、ミドルやリーダー層の皆さんの場合、これが行きすぎると逆効果になります。それ以上に留意してほしい点があるのです。それは「合意だけしている人はいらない」ということです。

特に社長や役員クラスの面接官だと、あまりに過剰な迎合と映ると、内心では「本心か」と勘ぐります。面接側が知りたいのは、それだけ共感・合意してくれるなら、そのうえであなたは我が社に参画したら、具体的に何をしてくれるのかということです。そして、その有無こそが、採用したいと思うか思わないかの分かれ目なのです。

要は、あなたの付加価値。その応募先企業があなたを採用する意味は何なのかということです。

面接側が伝えている現在の我が社の考えや施策は、既に現体制で実現できていることといえます。若手や中堅社員の採用であれば、それをしっかりやってくれる人でオーケーですが、ミドル層、リーダークラスのあなたに求めるのは、プラスアルファで我が社に持ち込んでくれる付加価値があるのかどうかです。

面接の際、自分としてはとても盛り上がったので、きっと合格だと思っていたら、NGの連絡が来たという経験のある人は、ぜひ、この部分がどうだったかを確認してみてください。おそらく相手先企業からすると、「良い人だとは感じるが、当社に参画してもたらしてくれる付加価値がない(見えない)」と感じられたはずです。次回以降、そのようなことのないよう、心がけてください。

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