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【転職】 転職停滞、スキルの壁

【福岡/北九州/転職】 転職停滞、スキルの壁

国内の労働移動が停滞している。新型コロナウイルスの感染拡大で飲食業などの雇用は縮小。IT(情報技術)や金融など今も雇用吸収の余力がある業種はあるが、求められる知識や技術の違いもあり業種をまたいだ転職が進まない。職業教育への助成など、転職を後押しする政策が求められている。

転職者数は近年、増加を続けていた。労働力調査によると19年は351万人と過去5年間で2割増え、比較可能な02年以降で最高だった。だが20年1~9月は前年比6.8%減で、通年で10年ぶりに前年割れする可能性が高い。

転職市場全体が凍ったわけではない。パーソルキャリア(東京・千代田)が運営する転職支援サービス「doda」の10月の転職求人倍率(転職希望者数に対する求人数の割合)は、情報・通信が4.89倍、金融は1.75倍で採用意欲は旺盛だ。業界の就業者数(月平均)も、情報・通信や金融・保険は4~10月に前年より2~5%増えている。一方、コロナが直撃した業種は一部で足元の就業者数が回復してきたが、飲食・小売りの転職求人倍率が0.49倍にとどまるなど環境は厳しい。

08年のリーマン・ショック後は、製造業や金融業の人員を流通・サービス業などが吸収した。今回も人余りの飲食などからITなど人手不足の業種へ転職が進めば、需給ギャップを緩和できるはずだが、それを阻むのがスキルの壁だ。転職を含め4~10月に延べ74万人が新規に就業した情報・通信では、飲食・宿泊や娯楽・サービスからの転職者は4%にとどまった。

異業種からの受け入れに積極的な企業はある。ソフトの動作検証を請け負うSHIFT(シフト)は採用時に作業の正確性など、本人の適性を調べる独自の試験を実施する。入社後は立候補制で業務スキルを学ぶeラーニングも用意し、試験に合格すれば高度な仕事も任せる。過去には布団販売業からの転職者も合格した。もっとも、ここまで力を割ける企業は少数だ。

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