【転職】 離職中の「空白期間」を就活で有利にする方法
【福岡/北九州/転職】 離職中の「空白期間」を就活で有利にする方法
転職に影響を与えるのは、空白期間の長さではなく、その間に何をしてきたかという中身の部分です。
同じ1年間職から離れていたとしても、その間に何もせずさぼっていたのか、それともその期間を利用して自分個人として成し遂げたい何かに挑戦して頑張っていたかでは当然見られ方は違います。
もっと簡単にいうと、太郎さんが空白期間と呼ぶその離職の最中に、ご自身が一職業人や一個人として成長できたか否か、これがポイントとなります。
例えば2年間職を離れて大学院に行ってMBAを取ったり、弁護士資格の取得などに励むケースは離職とはいえ、評価されうる期間ですよね?
もちろん、ただ大学院などに行けば評価されるかというとそういうわけではなく、なぜそのタイミングで行き、何をゴールに何を勉強して、その結果自分がどう変わったか、という成長のストーリーがあることが大事なのは言うまでもありません。
したがって、その期間が数カ月であろうと1年であろうとあまり関係はなく、大事なことはその期間を自分に与えるに至った背景やその間に何をしてきたか、といった内容です。
ポイントはその部分です。
ほかの分野でも同じです。
英語がどうしてもできない、苦手だ。であれば語学が不要な分野でいかに活躍できる場所を探し、そのハンデを乗り越えるような工夫と努力を自分でいかにするかが問われます。
学歴がない。であれば、高学歴者とは異なる方法で就職活動や勉強、行動をし、そのハンデを乗り越える工夫と努力をしなければいけません。
何かしらの制限条件があるというのはよくある話であり、100%何もハンデがない中で順風満帆に生きているというほうが珍しいといえます。
その中で皆悩みながらも、自分で進む道を見つけるものなのです。
自分が勝負すべき場所はどこか、反対に言うと勝負を避けるべき場所はどこか? 何を今優先してやるべきか、反対に何は先送りできるか? 将来やりたい仕事に就くために、今何をすべきで、それはどう夢の実現につながるのか?
人生を切り開くのは、誰かが与えてくれる仕事でも夢でもありません。自分で戦う場所を設定し、自らの工夫と努力で、ないところに新たな道を創っていくべきなのです。
ですから、まずやるべきは今までの転職の回数や経験を踏まえて、ご自身は何がやりたくて、何ができるのかを考えることであり、将来の進むべき道をご自身でキチンと整理することです。
その際にマインドも変えるようにしましょう。現時点では太郎さんのマインドは、運転ができないし転職回数が多い→だから自分は仕事に就けない、です。
これはネガティブな発想であり、もはや変えられない過去しか見ていないマインドです。そうでなく、自分は将来これがやりたい→だから今これを頑張る、というように将来志向で物事を考え、いつまでも過去や現在の延長だけで人生を考えることをまずはやめましょう。
繰り返しですが、何かしらの制約条件が人生において出るのは仕方のないことですし、皆多かれ少なかれ何かしらの制約条件を持っているものです。
その中で制約条件に自らスポットライトを当てて、その延長でしか物事を考えないのか、それとも仕方のない制約条件を所与のものとして、工夫と努力で前に進むのか。
それが人生の分かれ道です。
ぜひ過去ではなく、将来志向のマインドで物事を考え、長期的な人生の成功の第一歩を踏み出すようにしていただければと思います。
離職期間をものともせず、新たなマインドで新たな人生に向かって初めの一歩を踏み出すであろうことを応援しております。