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【就活/働き方キャリアカウンセラー】 23年卒「就活の極意」とは?

就活は高校受験や大学受験と似ているようで全く性質が異なります。その時出された問題が解ければOKの学力試験とは違って、就活ではそれまでの人生すべての積み重ねが問われます。エントリーシート(ES)での言葉選びや面接での振る舞いには、付け焼刃のテクニックでごまかすことのできない人間性がにじみ出ると考えています。 

就活を企業側の目線に立って考えてみましょう。企業にとって就活生は同じ場所で仕事をするかもしれない人です。だから、「この人となら一緒も働きたいな」と思えるような人を採用します。もちろん、その人の出身大学や資格などは大事な判断材料の一つになりますが、結局は採用側も人間だから理性だけではなく感情があります。そして、人の気持ちを動かすためにはテクニックだけではどうにもならない、その人本来の「人間性」が重要となります。 

こうした経験はみなさんにもあるはず。例えば、修学旅行のグループ分けで、なんとなく「あの人がいるグループがいいな」と思ったことはないでしょうか。それはきっと理屈では説明できず、ただ気持ちの問題だとしか言いようがないでしょう。「学力テストで一番だったから」とか「足が一番速いから」といった理由で班員を選ぶ人はまれだと思います。

では、就活に向けて今からやれることは何もないのか、ただ人生を過ごすしかないのかというとそんなことはありません。就活がそれまでの人生の総決算とはいえ、最重要視される点は最新の実績、つまり大学生活の過ごし方です。人間性を180度転換することが難しくても、大学で何をしていたのかということは自分の現在をアピールすることにつながります。大学生活に意味を持たせることが自分の将来の可能性を広げるということだと思います。

大学生活に意味を持たせるには、一生懸命になることが必要です。 

大学生は小中高とは大きく性質が違います。時間割は自分で決められるし、行動範囲も時間もずっと自由。何をするにも自分次第という状況は楽しみも多い一方で、何もしなければただ無為に時間が過ぎていくことを意味しているでしょう。

そうした状況下で、目的を見失わずに何かに一生懸命になった経験はその時点で価値があります。就活未経験のみなさんでも「ガクチカ」という言葉は聞き覚えがあるのではないでしょうか。「学生時代に力を入れたこと」の略だが、だいたいの企業で似たような質問が出ます。インターネットではガクチカの例文や書き方指南といったものがあふれていることからも分かる通り、多くの人がこの質問で困ってしまうようです。 

では、どんなことに打ち込むのが正解でしょうか。わたしは「なんでもいい」と思っています。必ずしも、全国クラスの強豪部活動や立派なボランティア活動でなくてもいい。重要なのは「何をしたか」よりも、「どのように考えたか」だから。私自身、法学研究会の代表をしていました。。何を成したかと問われても胸を張って答えられるようなことをしてきました。 

再び企業の立場になれば明らかです。採用者が就活生に運動能力の高さやボランティア精神を求めているとは考えづらい。ほとんどの企業で身体能力を発揮することはないし、企業が利益を求める組織である以上、その本質はボランティアではないからです。企業が重要視するのは、活動を通してどのような壁にぶつかり、何を考え、その結果どのような行動を起こしたかということ。そこに人間性を見出しています。 

就活のためだと割り切っていろいろな活動に手を出すのもありだと思います。そうした目的意識も人間性の一つだし、堅実さや任務遂行能力を評価する企業も多くあるはず。しかし、くどいようだが、所属していた組織が何を達成したかは大して重要ではありません。企業に相対する時は自分の身一つだということを忘れてはいけません。

企業にアピールできるような人間性が形成されたとして、そのまま就活に臨むのは準備不足と言わざるを得ない。必ず自身の人間性を把握しなければなりません。

またしても企業の立場になってみましょう。1人の学生を採用するということは、その後の40年以上の給料を考えた時に数億円のコストを支払うのと同じです。決して安い買い物とは言えないのが現状です。自分について正しく知ることが企業に自分をアピールする前提条件になります。 

自己分析本よりも重要なのが他人の話を聞くことです。自分が考える自分の像と他人から見える自分の像はえてして一致していません。気遣いだと思っていたことが他人からすると多少うっとうしく感じられていたり、自分では取るに足りないと思っていたことが実は高く評価されていたといったことはよくあります。主観と客観を上手に用いれば自分についてより正確に把握できるでしょう。

ある程度自分について理解が深まると、自然と志望する企業も絞られてくるかと思います。インターネットは情報収集手段として有用な一方で、虚偽の情報も交じっており、判断が難しい場合もあります。そこで重要なのがインターンに足を運ぶことです。 

インターンは採用活動の一環で、企業側もかなり真剣です。企業の顔となるイベントだからお金も時間も人材も割いています。ところが、だいたいのインターンは無料で参加することができます。自分の肌で企業の雰囲気を感じることができるという点でも非常にお得なイベントだと思います。 

志望度の高い企業はもちろん、あえて興味のない業界に足を運んでみるのもおすすめ。自分がどうして今の志望なのかを再確認できるし、新たな自分の可能性に気づける可能性もあります。就活生同士の出会いと情報交換で意外な発見があるかもしれません。 

インターンに参加できるのはある意味就活生の特権。もし時間を持て余しているならとりあえず申し込んでみることをおすすめします。 

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