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クリティカルシンキング

クリティカルシンキング(critical thinking)は『批判的思考』と訳される。

クリティカルシンキングとは、①論理的・合理的思考であり、基準に従う思考②自分の推論プロセスを意識的に吟味する内省的・熟慮的思考③よりよい思考を行うために、目標や文脈に応じて実行される目標志向的な思考

クリティカルシンキングに求められることとして、相手の発言に耳を傾け、証拠や論理、感情を的確に解釈すること、そして、自分の考えに誤りや偏りがないかを振り返ること、の2点が指摘されている。すなわち、クリティカルシンキングは、論理的思考をベースに、批判の目を、他者と自分の「双方の思考」に向けることがポイントになる。

情報処理の観点でクリティカルシンキングを捉えること、そこには、クリティカルシンキングの実行プロセスとそれを支える要素がある

実行プロセスは、ある問題(イベント)の発生から解決(行動)に至るまでの「思考プロセス」に相当する。具体的には、イベントが認知されると、行動に至るまで、①問題の明確化、②情報の分析、③推論、④行動の決定(意思決定や判断などを含む)の4段階を経る。

実行プロセスを支える要素として重要なのが、問題に取り組もうとする態度や問題解決までの知識・スキルである。また、実行プロセスが正しく行われているか、実行プロセスを支える要素が機能しているかをモニタリングしたりコントロールしたりするメタ認知(meta cognition)も必須である。

メタ認知とは自分の思考状態を客観的に思考することである。簡単に言えば、知とは自分は何が得意で何が苦手なのか、自分の知っていることと知らないことを、自分自身が知っている状態を指す。認知を認知する(cognition about knowing)、あるいは知っていることを知っている(knowing about knowing)とも表現する。

信じる心

【ABO式の血液型性格判断は当たる】➡「自分だけは当てはまる」と感じてしまうパーナム効果(barnumu effect)と呼ばれる現象である「○○占い」などで似たような経験に心当たりのある人もいるのではないだろうか?
クリティカルシンキングでは、曖昧な情報に対して「そうなんだ!」と受け入れてしまうのではなく、「ちょっと、待てよ?」の姿勢が大事である。
情報分析と推論が重要である。情報を鵜呑みにせず、「批判的な目」で問いを検証できるかが重要である。

信じる心の背景

私たちは、どうやらクリティカルシンキングしているつもりでもできていないことがあるようだ。よく確かめもせずに、でも自分は確かなことだと信じてしまうのはなぜだろうか。そこには情報処理プロセスにおいて共通する要因が影響しているようだ。
信じてしまう要因とは、
①その現象や情報が「専門家」と呼ばれる人によって解説されていた
②写真や文書、数字などの「データ」が根拠として提示されていた
③テレビやインターネット、新聞、書籍などのマスメディアによって、多くの人にその事象が「認知」されていた。

などである。

①は専門家の発言や証拠されるデータは必ずしも真実を示しているとは限らない➡「仮説の確からしさ」を主張している。
②は仮説検証という科学的手続きによるエビデンス(証拠)を重視する一方で、証拠と称されるものさえあれば盲目的に認めてしまう。
③一番怖いのがこれである。

これに当てはまることはいくつあるであろうか?

❶いろいろな問題に興味をもつなど知的好奇心を示す
❷主観によらず、客観的に考えることができる
❸開かれた心(=色々な立場や考え方を考慮する)をもっている
❹必要に応じて考え方を改めるなど、思考が柔軟であること
❺証拠の有無にこだわるなど、知的懐疑心を示す
❻知的な面で誠実(=自分と違う意見でも認めることができる)
❼何事に対しても筋道だった考え方をする
❽問題解決に対する追求心が強い
❾決断力がある
❿他者の意見に耳を傾ける

以上、10問のうち何問該当したでしょうか?

答えは多いほどクリティカルシンキングをもっています。

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