前回までがA Bの答えでしたね。けっこう自己開示もしましたが、自己開示は山ほどありますので、ご期待ください。
それではCはアサーティブな自己表現です。
アサーションでは、自分の気持ちや意見を大切にして率直に、正直に表現してみると同時に、相手の言い分や思いも大切に聴こうとします。
つまり、「話す」と「聴く」を両立させるコミュニケーションをしようとします。
そこには自他尊重の姿勢と態度があり、相手から依頼があった場合は、まずそれを受け止め、わかったことを端的に返し、自分の思いを確かめて、伝えてみます。
ただし、それで会話が終わるわけではありません。
伝えたことに対して相手は何らかの反応をするので、それを聴き、対応する必要があります。
つまり、このやり方の後には、大きく二通りの反応が返ってくる可能性があるのです。
一つは、上司が「では、そうしよう」と部下の提案に同意する場合です。
そうなれば、部下は「どうもありがとうございます」と伝え、会話はひと段落するでしょう。
もう一つは、上司が「それでは困る」とか「今日中にやる必要がある」と答える場合です。
つまり、合意できない場合は、新しい歩み寄りの道を探る必要があります。
そこでは、部下が他の提案をしてもいいし、上司からアイデアが出されてもよく、より良い解決に向けた自由なやり取りが必要です。
そのやり取りを面倒だと思わず現実を受け止め、両者に可能な妥協案を見つけるプロセスと結果を生み出すことが、まさにアサーションなのです。
アサーションができるためには、自分の気持ちや意見をはっきりさせること、それを具体的に表現するスキルを身につけること、そして、相手の思いを理解しようとすることが必要です。
同時に、自分が発言した後は、相手がそれをどう受け止めたか、思いが伝わったかをフォローし、相手の思いを耳を傾ける必要もあります。
コミュニケーションとは、そんなやり取りの限りない循環なのです。
福岡県・北九州市・飯塚市・直方市・飯塚市・宮若市・田川市等の筑豊地区のキャリアカウンセラー実施・キャリア研修・中小企業支援・研修講師・部下育成・メンタル不調予防・キャリアコンサルタント・女性活躍推進コンサルタント・女性活躍 研修講師 組織改革 離職防止・苅田町・行橋市等の京築地方 福岡市・粕屋郡・心理カウンセリング・セラピスト・NLPマスタープラクティショナー SPトランプインストラクター