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サビカスの理論的背景

サビカスの理論的背景

サビカススーパーホランドの理論を尊重し、それらを社会構成主義の視点から統合して自身の理論を組み立ている。

スーパーは職業行動のさまざまな側面に焦点を当て、複数の理論を構築してきたが、それは結果として「断片的な理論」としてゆるやかなまとまりをもつにとどまっていたため、いつかこれらの断片的な理論を一つの包括的な理論に統合したいと望んでいた。

サビカススーパーの思いを受けて、スーパーの各種理論を現代においても活用できるように進化させてきた。

サビカスがまとめあげた「キャリア構築理論」は、時代に合わせて進化し続けてきたスーパーの理論の延長にあるといえるであろう。

スーパーの最初の主要理論である職業発達理論は、伝統的な特性因子論に基づく職業心理学に発達的な視点を加えたものであった。

その後、スーパーは自己概念の重要性を強調した発達的自己概念理論を提示した。

さらに、ライフ・スパン/ライフ・スペース理論においては、上記2つの理論を統合し、個人がどのように人生の役割のなかに仕事を位置づけ、個人的な価値観を十分に反映した人生を築いていくかという文脈的視点を示した。

そしてサビカスは、スーパーの理論を統合するに当たり21世紀の世界経済において発生したキャリアについての新しい問題を理論のなかに組み入れた。

それは、個人がアイデンティティを失わずに、どのように変化する組織や職業と折り合いをつけていくかという問題である。

今日の労働者は、グローバルな労働力の移動や職業の再構築、多文化的な指揮命令系統に直面して、アイデンティティの混乱を感じている。

サビカスは、特定の組織に長くとどまって貢献するのではなく、組織や職業の変化を前提として柔軟性を重視したキャリアの構築をめざすことの必要性を重視したキャリアの構築をめざすことの必要性を主張している。

理論上の主要概念

キャリア構築理論は、個人がキャリアの意味を形成する解釈的および対人的プロセスに力点をおいてキャリア発達を説明している。

サビカスはキャリア構築理論は社会構成主義をメタ理論としている、と述べているように、キャリアを構築する主体である個人や、個人が経験に与える意味に着目している。
さらに、サビカスは、マクアダムス(1995)が提示した3つの視点を用いることによって、伝統的な様々なキャリア発達理論を以下のように整理した。

❶特性における個人差

どのような職業が自分に合っているのかといった職業行動における「what」の側面を意味しており、「職業パーソナリティ」によって個人差を捉えている。

❷発達課題と対処方略

どのようにして職業を選択し、適応していくのか、つまりどのようにして職業上の発達課題に対処するために態度や能力を発達させるかといった職業行動の「how」の側面のことである。

これを、「キャリア・アダプタビリティ」で説明している。

❸心理力動的な動機づけ

なぜ自分はそのような職業を選択するのか、なぜ働くのかといった職業行動の「why」の側面であり、このことを「ライフテーマ」で説明している。

さらに、近年ではこれらの3つの視点を発展させ、3つ自己、すなわち演じる人としての自己、主体的に働く人としての自己、創り出す人としての自己という説明がなされている(2013)

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引用文献
新版キャリアの心理学
渡辺 三枝子 編著
ナカニシヤ出版

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