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シュロスバーグの主張

シュロスバーグの主張

成人の行動を理解したり見定めたりするためには、それぞれの人が自分の役割、人間関係、日常生活、考え方を変えてしまうような転機それ自体に注目することが重要である。そして、どんな転機でも、それを見定め、点検し、受け止めるプロセスを通じて乗り越えていくことができ、また、この転機を乗り越えるための資源は、4つのS、すなわちSituation(状況)、Self(自己)、Support(周囲の援助)、Stategies(戦略)に集約される」ということである。そして、この4Sシュロスバーグの提言の最も特徴的なものである。

トランジション(転機)へのアプローチ
転機の識別、転機のプロセス

①転機の識別(転機のタイプ)
「予測していた転機」
「予測していなかった転機」
「期待していたものが起こらなかった転機」
転機のもつ意味を理解するためには、どのタイプに該当するのか、転機の前後関係あるいは背景、どの程度の重大さをもつか(転機がクライエント個々の役割、人間関係、日常生活、考え方をどの程度変えていくか)を識別していくことが必要である。また、失業した人が離婚や親の病気に遭遇するなど、転機の最中にいる人は、しばしば他の転機も体験することになる。これに対処するのはきわめて難しくなる。

②転機のプロセス

ブリッジス(Bridges)は、個人にも組織にも適応する転機のプロセスの外観を、ルイス(Louis)は、組織入るプロセスを、エバウ(Ebaugh)役割からの離脱(退職など)について論じている。それぞれが取り上げているトピックは、異なった視点からのものであるが、いずれの理論もトランジションに焦点を当てている。

シュロスバーグは、どのような転機でも最初の段階は、転機の始まりか終わりかである(ブリッジス転機の始まりは何かが始まるときではなく、何かが終わるときとしている)。

転機の始まりを最初の段階とすれば、そこでは、人々は、たとえば、新しい会社に入るとか結婚などのように新しい規則や暗黙の規範を身近に受け入れ、その獲得のために多くの時間を費やさなければならない。
転機の最中では、こうした努力と生活とのバランスをどうやっていくか、援助を受けているのか挑戦を受けているのか、それをどう感じとっていけばよいのかという問題に直面する。このプロセスは、「こつを学ぶ」ことを知ることから始まる。このプロセスは長く、その転機だけでなく、他の部分でも「やったことは正しかったのだろうか」「うんざりしているのはなぜだろうか」「専念できるのだろうか」といった疑問が引き起こされることもある。不均衡や混乱の時期でもある。
転機の終わりは一連の転機が終わり、次に何が来るのかを問いかけはじめるときである。悲嘆の過程は、このプロセスを説明するモデルとして有用であろう。たとえば、キュープラーロスの死の過程における否認、怒り、交渉、抑うつ、受容という段階は、転機、引越し、転校など、それまで親しんできた環境、目的、友人を失うことを嘆き、受容する過程にも共通するものである。
そして、その人が転機のどの位置にいるかを見きわめることが重要である。たとえば、失業して2〜3日の人もいれば、半年の人もいる。それによって転機への反応は異なってくる。ただし、一つの転機に終わりがあるわけではなく、一つの転機が新たな転機を生み出していく。転機のプロセスは永続的に続くものであり、それぞれの転機は次第に生活の一部に統合され続けていくものである。
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引用文献
新版キャリアの心理学
渡辺 三枝子 編著
ナカニシヤ出版

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