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社会認識力を育てる 2

社会認識力を育てる 2

3.これからの社会科教育実践への示唆

評価のしかたが学習行動を方向づける大きな機能をもっていることを思い起こす必要がある。
村山(2006)は、同じ授業を受けても、空所補充形式のテストが出されている条件だと事実を暗記する学習方略が多くなり、記述式テストが出される条件だと因果関係などの深い理解をめざす学習方略が多くみられるようになることを実験的に示している。
意味理解志向には個人差がある。
一般に授業に先だって予習してくることは望ましい学習行動とされているが、篠ケ谷(2008)は、予習によって成績が促進されるかどうかは、意味理解を重視する学習観をもっているかに影響されることを見出した。
すなわち、意味理解志向が低い学習者の場合、予習をしてもそれが成績の上昇はつながりにくいという。
さらに、教科書をただ読んでくるように促すだけでなく、理解を要する課題を出したり、その答案を自己評価してくることを求めることによって、意味理解志向の高低にかかわらず予習が効果をもつことを実験的に示している(篠ケ谷、2011)。
復習の場合でも、自ら知識の関連づけを図るような能動的な活動を行うように促すことが望まれる。

授業実践の成果と工夫
❶どのような学力が育っているか
・考える、伝えるという意欲とスキル
❷指導・支援の工夫
・興味、関心をひくテーマ、教材の選び方
・人の営みを、自分と照らし合わせて考えさせる
❸評価の方法と工夫
・振り返りカード、レポート、発表、討論など公民的資質を育てる
・言語表現活動

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