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スヌープ! 3

スヌープ! 3

3.その後の研究の展開と現状、他の研究との関連
(1)特性と状況

パーソナリティ研究に関連した問題に「人ー状況論争」がある。
ミシェル、状況を超えた特性の一貫性などに疑問を呈して特性研究を批判した。
この議論の基盤にあるのは、人の行動はパーソナリティよりも状況によって決定されることが多いという知見であった。
この論争によって、個人(特性)要因と状況要因が相互に作用しながら行動に影響することが明らかになった
状況の力が社会心理学などの実験において特性よりも行動を予測することに関して、ネトル(2007)は著書の中で以下のように説明している。
実験的な状況で行動を測定するような場合、それは1回限りの測定であるためその時点の環境要因を受ける。
しかしながら、多くの行動の例を集めれば、特性の重要性が明らかになるという。
また、パーソナリティ自体が状況を選択することもある。
たとえば外向的な人は内向的な人よりパーティーなど人が集まる状況に身を置くことが多く、その結果、初対面の人とでも親密な相互作用をする機会が多くなるという。

(2)ステレオ・タイプと確証バイアス

ゴズリングは、パーソナリティを理解する際にステレオタイプを仮説として役立てること、そして他の情報が手に入り次第、すぐに捨てるつもりでいること”と主張する。
確かに各音楽ジャンルのファンに対するステレオタイプとファンのパーソナリティや価値観などを測定して比較した研究では、ある特定の音楽ジャンルにおいては両者が中程度に相関していた(2007)。
それでは、ゴズリングの主張するように仮説としてステレオタイプを利用するのは適切なことなのだろうか。
これに関してはその仮説を”すぐに捨てる”ことが可能かどうかについて検討する必要があるだろう。
社会的認知研究の知見から、いったん仮説が立てられるとその方向性が確証されることが明らかになっている。
これを確証バイアス(confirmation bias)と言う。
たとえば実験参加者にインタビュアー役を依頼した研究では、半数の参加者にはインタビュー相手がどの程度外向的なのか、もう半数の参加者にはどの程度内向的なのか明らかにするよう告げ、あらかじめ外向的もしくは内向的な人物プロフィールを渡した。
そしてそのプロフィールがインタビュー相手のパーソナリティ・テストの結果を示したもの(確実性高条件)もしくはインタビュー相手とは無関連で典型的な外向もしくは内向の特徴を記述したもの(確実性低条件)と告げた。
外向的であるかどうか明らかにするように教示された場合には外向的な行動に関する質問が多く、内向的であるかどうか明らかにするよう教示された場合には内向的な行動に関する質問が多く選択されたのである。
うした効果は確実性の高低にかかわらず認められ、人は仮説として与えた方向性にそってそれを確証するような質問をすることが示された(1978)。
このことから考えると、たとえば採用面接などの場面において、もし面接者があらかじめ与えられた情報から応募者を内向的と考えた場合には、その仮説を反証するような質問はされにくいだろう。
応募者は、質問されなければ反証情報を提示しにくい。
こうして仮説は確証されていくのである。
さらに提示された情報の利用や記憶、また解釈においても仮説は確証されやすく、またいったん信念が形成されてしまうと覆すのは難しい。
これらの点を考えると、ステレオタイプを仮説として利用することの影響が大きいことがわかる。
安藤(2011)によると、パーソナリティビッグ・ファイブにおける遺伝影響率はそれぞれ50%という。
残りの部分は環境による影響と捉えるべきかであるが、実際にどのような環境要因がパーソナリティに影響を与えているのかに関する実証的検討は十分ではなく、今後の検討課題である。

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