スタッフブログ
blog

後悔を好機に変える 3

後悔を好機に変える 3

3.その後の研究の展開と現状、他の研究との関連
(1)検索容易性と反実思考

反実思考の思いつきやすさが意思決定に影響する可能性が示唆されているが、この点に関しては思考の思いつきやすさ(検索容易性)を実験的に操作して研究することができる。
飲酒運転事故の被告への有罪判決について検討した結果では、自己に対する上方の反実思考の生成に主観的な困難さを感じる場合、認知的欲求が高い人においては罪が低く判断された。
この結果は、よく考えると判断過程において反実思考を生成することの容易性・困難性によって対象への判断が異なる可能性を示唆している。

(2)後悔研究との関連

後悔を予期することに関し、この領域におけるギルバートら(2004)の研究では、失敗に対する後悔の程度を予期させる条件と実際に失敗を経験させてその程度を回答させる条件を比較し、経験された後悔よりも予期される後悔のほうが過大に推測されることを示した(2004)。
この結果は、人がネガティブな出来事から立ち直ることをあらかじめ予測しづらいため、結果的に実際よりも大きな影響を予測する(インパクト・バイアス)ためと解釈されている。
道家・村田(2009)は、この研究をクイズへの参加場面を用いて追試するとともに、さらに経験条件において失敗の直後と10分間に後悔の程度を測定した。
その結果、僅差でクイズにはずれた場合には、経験後悔よりも予期後悔のほうが大きく、インパクト・バイアスの影響が示唆されたが、大差ではずれた場合には失敗直後よりも10分後に予期後悔経験後悔も弱まった。
この結果は反実思考を予測する程度が大きいほど後悔の予測も高まることを示した研究知見と解釈可能かもしれない。

(3)否定的な出来事後の方略に関する研究

これまで見てきたように、後悔感情に対する対処の1つとして、上方の反実思考をすることが挙げられる。
他にも否定的な結果になった場合に人がとりうるさまざまな対処に関する研究がある。
たとえば認知的不協和の研究では、態度と一貫しない行動の重要性が低く評価されること(1995)認知的再解釈の研究ではデート相手に選ばれなかった場合に相手の魅力が低く評価されること(2004)などの知見が示されている。
これらは出来事の結果に応じて対象への評価を変更して対処する方略であるが、さらに明らかになった結果の方向性に沿って、事前に見積もっていた可能性を変えることで対処することがある(2007)
これが、後知恵バイアスである。
上方の反実思考認知的再解釈後知恵などの方略は、いずれもネガティブな感情状態から脱するために有効なものである。

(4)反実思考研究が扱う領域

社会のさまざまな領域において反実思考の影響が見られるが、特に消費者心理における反実思考の役割は意思決定に関する研究や要請技法に関連する研究の対象として、行動経済学や社会心理学の領域に位置づけられる。

福岡県 北九州市 飯塚市 直方市 飯塚市 宮若市 田川市等の筑豊地区のキャリアカウンセラー実施 キャリア研修 中小企業支援 研修講師 部下育成 メンタル不調予防 キャリアコンサルタント 女性活躍推進コンサルタント 女性活躍 組織改革 離職防止 苅田町 行橋市等の京築地方 福岡市 粕屋郡 心理カウンセリング セラピスト NLPマスタープラクティショナー SPトランプインストラクター キャリア教育 東京都 TAカウンセラー 交流分析 エゴグラム実施 メンタルヘルス キャリアコンサルタント試験対策 キャリコン試験対策 ファシリテータ 研修 パワハラ防止 心理カウンセラー 下関市 

お問い合わせはお気軽に!

ご不明・ご不安な点など、
何でもお気軽にお問い合わせください。

TEL: 093-981-0244 093-981-0244
営業時間: 10:00~19:00 不定休(カレンダー参照)