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知覚・認知の神経的基盤ー脳が考えるー1

知覚・認知の神経的基盤―脳が考える―1

1.情報の伝達

知覚像は、実は、その人の脳が作り出していることに気づいていない場合が多い。
脳内での情報の表現(representation)投射(projection)が問題となる。

テレビを見ていると、ライブ映像などが映し出される。
そのしくみは、対象(情報)からの光信号(反射光)を映写機で捉え、それを電気信号として送り(伝達)、受像機側(テレビ)で映像(情報)を復元することになる(途中に介在する中継プロセスは割愛する)。
この場合、伝達されるのは、電気信号であり、実態は電磁波である。
人間の情報処理システムも、同様に考えることができる。
眼に入った光信号は、電気信号に変換(符号化)・加工され、脳で、復元(復号化)される。
その信号を伝達し、加工する担い手が、神経系である。
つまり、眼に入った映像がそのままの形で脳に伝えられるわけではない。

2.神経系の構造と機能

人間の知覚系は、センサーとしての感覚器(眼球や耳、皮膚など)が外部信号を受け取り、その場で、それを電気信号に変換する。
その電気信号は、神経細胞(ニューロン ; neuron)を通じて脳に運ばれる。
単一の神経で信号が脳に運ばれるのではなく、他の神経が介在することで、いろいろな処理が施されながら、信号が脳に運ばれる。
複数の神経が協同して仕事をする、すなわち、システム(系)として働くので、神経系と呼ばれる。
神経系には、大きく分けると、脳と脊髄からなる中枢神経末梢神経とがある。

個々の神経は、さまざまな形態をしているが、球根のような部分が神経の本体である細胞体(cell body)、そこから根っこのように何本も伸びているのが樹状突起(dendrite)、細胞体から長い茎のように伸びているのが軸索(axon)である。
基本的には、樹状突起で他の信号から信号を受け取り、軸索を通して、他の神経に信号を伝える。

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