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北九州市の心理カウンセラー/自他尊重の自己表現

アサーションは「自他尊重の自己表現」

非主張的は「自分を大切にしていない自己表現」

攻撃的は「相手を大切にしない自己表現」

例えば、次の状況に出会ったとき、あなたはA、B、Cのどれに近いコミュニケーションをしているでしょうか。

「今日は、地元から出てきた友人と夕食する約束をしている。仕事も早く切り上げられそうなので、そろそろ退社しようと思っていたところ、上司から、『いま急に、部長から得意先に提出した資料に追加のデータが必要だと言われた。担当だったあなたに頼みたい。2時間もあればできると思うので、今日中に作ってくれないか』と頼まれました」

A:「はい、わかりました」

B:「急に言われても、無理です」

C:「急なんですね。実は今日は地元から出てきた友人と夕食をすることになっています。明日の朝まで待っていただけるよう部長に頼んでくださいませんか。間に合わせますので」

Cはアサーティブな自己表現です。

アサーションでは、自分の気持ちや意見を大切にして率直に、正直に表現してみると同時に、相手の言い分や思いも大切に聴こうとします。

つまり、「話す」と「聴く」を両立させるコミュニケーションをしようとします。

そこには自他尊重の姿勢と態度があり、相手から依頼があった場合は、まずそれを受け止め、わかったことを端的に返し、自分の思いを確かめて、伝えてみます。

ただし、それで会話が終わるわけではありません。

伝えたことに対して相手は何らかの反応をするので、それを聴き、対応する必要があります。

つまり、このやり方の後には、大きく二通りの反応が返ってくる可能性があるのです。

一つは、上司が「では、そうしよう」と部下の提案に同意する場合です。

そうなれば、部下は「どうもありがとうございます」と伝え、会話はひと段落するでしょう。

もう一つは、上司が「それでは困る」とか「今日中にやる必要がある」と答える場合です。

つまり、合意できない場合は、新しい歩み寄りの道を探る必要があります。

そこでは、部下が他の提案をしてもいいし、上司からアイデアが出されてもよく、より良い解決に向けた自由なやり取りが必要です。

そのやり取りを面倒だと思わず現実を受け止め、両者に可能な妥協案を見つけるプロセスと結果を生み出すことが、まさにアサーションなのです。

アサーションができるためには、自分の気持ちや意見をはっきりさせること、それを具体的に表現するスキルを身につけること、そして、相手の思いを理解しようとすることが必要です。

同時に、自分が発言した後は、相手がそれをどう受け止めたか、思いが伝わったかをフォローし、相手の思いを耳を傾ける必要もあります。

コミュニケーションとは、そんなやり取りの限りない循環なのです。

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