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北九州市のキャリアコンサルタント・研修講師/親近感を作り出す方法、部下と上司

ペーシングとリーディング、非言語メッセージ

自然と姿勢やしぐさを似せる

ラポールを築くための方法を、具体的に見ていきましょう。

ペーシングは、「人は自分と似た人に親近感を抱きやすい」という法則を利用するものです。

それもことば以外の非言語メッセージに注目します。

姿勢やしぐさ、声の大きさや話す速さを相手と同じにして、

ごく自然なかたちで、「私とあなたは似たものどうしです」とメッセージを伝えるのです。

例えば、相手が身を乗り出して話し出したら自分も身を乗り出す、相手と同じタイミングで飲み物を口にする。

とはいえ、露骨なモノマネになると相手も違和感を覚えます。

あくまで自然に、相手の世界を尊重することを意識しましょう。

ペーシングによってラポールを築いた後は「リーディング」を行います。

会話の中で、自分から相手に提案したり、質問したり、合意を求めたりしながら、

望ましいコミュニケーションの方向に導いていくのです。

視線、姿勢や声の調子も大切

非言語メッセージには2つのタイプがあります。

ひとつはボディランゲージによるもの。

視線、姿勢、表情、しぐさなどです。

2つ目は声の調子です。

声の大きさ、話す速さ、抑揚、話の間などです。

普段は無意識のうちに発することが多い非言語メッセージですが、

会話上手を目指すなら今後は意識的な活用をしたいものです。

というのも、非言語メッセージは、

会話の雰囲気、話し手の印象を大きく左右します。

ペーシングを行うときも、

お互いの非言語メッセージをうまくやりとりできるかどうかがポイントになります。

例えば、

落ち込んでいる相手の悩み相談を聞いているとき「大変だったね!」と明るく勢いよく励ますのか、

「…大変だったね」と間を空けて声のトーンも落とすのか。

相手が抱く印象は180度違ったものになるでしょう。

キーワードをオウム返しする

会話上手になる方法はまだあります。

「バックトラック(オウム返し)」は、相手のことばを繰り返すというものです。

相手は、「しっかり話を聞いてもらっている」という安心感を抱き、

ラポールが構築しやすくなります。

といっても、何でもバックトラックすればいいというわけではありません。

会話の中で、相手が強調したいと思っている出来事や気持ちに注目する必要があります。

相手の内面は外側にも現れる

「キャリブレーション」とは、

表情やしぐさ、声の調子など相手の「外側」を観察することで相手の「内側」を探ることです。

例えば、部下の顔色が悪く見えたとします。

あなたが声をかけると、部下は「大丈夫です」と答えました。

ことばのみをとらえるなら、「問題なし」と判断できるでしょう。

ですが、

部下の声の調子が暗く沈んだものだったらどうでしょうか。

そんなときに、その違和感に気づいて「無理しないで、今日は休んだら」と声をかけられたら、

部下の健康管理に一役買い、

結果的には、仕事の質の向上にもつなげられます。

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